米国を代表する風景写真家アンセル・アダムス。彼が生涯愛し続けたシエラネバダ山脈を訪ねる。

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特集ダイジェスト

米国を代表する風景写真家アンセル・アダムス。彼が生涯愛し続けたシエラネバダ山脈を訪ねる。

 アンセル・アダムス(1902〜1984)は、米国を代表する自然写真家。カリフォルニア州ヨセミテ渓谷やシエラネバダ山脈を撮影したモノクロの作品は、“風景写真の古典”となり、多くの写真家にインスピレーションを与え続けている。

 アダムスが愛したシエラネバダの9万ヘクタール余りの地域が、彼の名前を冠した自然保護区域となっている。その雄大で繊細な自然を、現代を代表する写真家の一人ピーター・エシックがモノクロの作品として撮影した。エシック自身も敬愛するアダムスへのオマージュだ。

編集者から

 ちょっと真面目な写真の話。ナショナルジオグラフィック日本版では久しぶりのモノクロ写真だけで構成した特集です。通常のカラーページと同様に、赤、青、黄、黒の4色のインキを掛け合わせたグラビア印刷で再現しました。モノトーンで描くからこそ、大自然の息吹が静かに、でも深く誌面から迫ってくる――。写真鑑賞の醍醐味を存分に味わっていただける自信作です。また、関連企画として、この特集のモチーフとなっているアンセル・アダムスさんが撮った第二次世界大戦中の日系人収容所も「写真は語る」のコーナーで取り上げました(本誌16〜19ページ。※ウェブ上では未掲載です)。敵性市民として荒野に隔離されても、負けずに生き抜いた日系人のたくましさがあふれ出る作品は、現代の日本人にはまぶしいくらいで、心が揺さぶられました。(編集H.F)

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