ほぼ毎年、世界のどこかで起きる津波。日本やインドネシア、米国の事例から、何を学べるのか。

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特集ダイジェスト

ほぼ毎年、世界のどこかで起きる津波。日本やインドネシア、米国の事例から、何を学べるのか。

 記録に残された最初の津波は、紀元前2000年頃にシリア沿岸で起きたもの。以来、津波による死者は累計で50万人以上にのぼる。その半数近くが、2004年にインドネシアのスマトラ島沖で発生したインド洋大津波の犠牲者だ。

 東日本大震災のときのように、多くの津波は、太平洋とインド洋の「沈み込み帯」と呼ばれる海底の断層が動くことによって起きる。しかし、津波の発生原因は地震だけではなく、火山噴火や斜面崩壊によって起きた事例も過去にはあった。

 津波は世界のどこで、どのようにして起きるのか。そこから私たちは、何を学べるのだろうか。

編集者から

 この特集を読んで感じたのは、自然の“声”に謙虚に耳を傾け、人間に何ができて何ができないかを冷静に見極めたうえで防災対策をとらなければならないということです。日本やインドネシアで起きた大災害の教訓が未来のずっと先にも生かされるよう、記憶を次世代に受け継いでいかなければと思いました。

 本誌には、英語版編集長のクリス・ジョンズによる津波のエッセイも掲載しています。そちらもご一読いただけると嬉しいです。(編集T.F)

2012年2月号

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