第6話  JAMSTECの拳―天帝編―

その1  キャメロンの深海調査、ワタクシはこう見た

前回まで:2回目の留学から帰国し、高井さんの研究はいよいよ海底下生命に突入です。が、その前に恒例のマクラ話。今年になって米、英、中国と新型の深海艇が相次ぎ登場しています。JAMSTEC「しんかい6500」あやうし? まずは高井さんがジェームズ・キャメロンのマリアナ海溝チャレンジにかみつきます。

前回、何の脈絡もなく、瞬間的なその場のノリ突っ込みで新章「JAMSTECの拳―天帝編―」が始まる、とか意味なしタイトルを付けてしまったのを今、思い出して激しく後悔することしきりのワタクシです。

とはいえこの章からは、ワタクシの研究の方向性が、それまでの個人的妄想プレーや情熱を中心とした四畳半的青春モノから、様々な背景や分野・考えを持ついろんな研究者達との関わり合いの中で、大きくふくらんだりへっこんだり、アイデアの突起が寄生獣のようにニョキニョキ出てきて他人やその想いを巻き込みながら進んでいく、というやや「ビバリーヒルズ高校白書」人間関係的青春モノへと変わる、そんな物語展開になるはずなのです。

そういう意味では、新しい登場人物の出現を予感させる「JAMSTECの拳―天帝編―」は瞬間的なその場の思い付きのわりには悪いタイトルでなかったと言えるかもしれません。

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