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取材ノート
水の危機

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筆者の取材ノートから
フェン・モンテイン

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写真家の取材ノートから
ピーター・エシック

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Maria Stenzel (上), and Peter Essick

取材現場から 取材現場から PHOTO
水の危機

筆者の取材ノート
フェン・モンテイン
ジャーナリスト
Best 最高の経験

米国の水問題の専門家ポール・ポラックがザンビアの農村に、安っぽい水利装置を持ち込もうというんだ。頭がおかしいんじゃないかと疑ったけど、彼は立派な人物。それも、よくよくみると面白い代物だった。一行はカフエ川沿いの貧しい村を訪れ、数百人の村人を前にして、その足踏み式の送水ポンプで立派に畑に水を引けることを実演してみせた。私や若いスタッフが疲れて日陰で休むなか、ポラックは汗だくになって小さなポンプで農民たちに生活を変えられることを熱心に説いていた。


Worst 最悪の体験

乾燥し、人口のやたら多いインドのグジャラート州に1週間滞在し、枯渇する地下水について取材した。取材予定が詰まっていたので、夜間に移動することにした。インドではいつも車やバス、トラック、人、牛、ヤギで道が混雑しているけど、夜の道は一層ひどかった。トラック運転手たちは涼しい夜に働くことが多いからなんだ。ほこりと暑さ、騒音、公害。何度も事故に遭いそうになった。発展途上国を旅行する際の鉄則、「決して夜に田舎道を運転しないこと」を肝に銘じたよ。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

取材中、干上がった川にあちこちで出会った。なかでも最大だったのは、インドのグジャラート州にあるサバルマティ川。以前は一年中水量豊かで、大都市アフマダーバードの中心部を流れていたが、今では水の枯れた川床に7万人の人たちが無断で小屋を建てて暮らしている。話を聞くと、無断居住者たちは1年のうち10カ月をこの小屋で暮らし、毎年夏の雨季には、洪水が彼らの暮らす小屋を押し流してしまう。そして、洪水がおさまると、再び彼らは戻ってきて、翌年の雨季まで川床で暮らすそうだ。









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